TOP | WORKS | 2025 | 西淀川のグループホームリノベーション

改修前は1階が飲食店舗で、2階3階で障害者グループホームを営んでおられました。
店舗の退出により、1階を重度障害者が過ごすグループホームとして拡張し、支援の利便性を図りました。
外周は既存の開口をできるだけ利用し、新しい外壁材を既存の上に被せました。
境界線ぎりぎりに建っているため、角度付きルーバーを開口部に設置し、プライバシーの確保と視線の制御を図っています。
内部は、既存の床レベルの段差や道路とのレベル差を解消するため、新たにスロープを設置することで、各個室をレベルを変えて繋げてました。
個室の閉塞感を無くすため、廊下に面した扉の上に開口を設けたり、道路側に出窓を設けたり、小さな繋がりを作る工夫をしています。
また、その小さな空間は、可動間仕切りの開閉により、空間が大小に変化します。
2025年3月より運営がスタートしました。入居者と支援者が安心して暮らせる住まいとなるよう引き続き見守っていきます。ああ